カフェイン量一覧(飲み物別の含有量をチェック)

更新日:2023年9月15日

この記事で解決できる疑問・お悩み

・コーヒー、紅茶、緑茶など、飲み物別のカフェイン量は?
・カフェインの過剰摂取に気を付けないといけない飲み物はどれ?
・カフェインが少ない飲み物はない?

こんにちは、J.C.Q.A.コーヒーインストラクター1級・
ハーフデカフェ専門コーヒーロースタリー
HALF DECAF COFFEE」代表の竹内和人です。
コーヒーに含まれているカフェインですが、今回は、他の飲み物にはどれくらい含まれているかを一覧でまとめてみました。

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目次(この記事でお伝えすること)

第1章 飲み物別カフェイン量一覧[100ml(g)当たり]

・各飲料100ml当たりに含まれるカフェイン量


第2章 飲み物別カフェイン量一覧[1杯当たり]

・各飲料1杯分当たりに含まれるカフェイン量


第3章 カフェインを控えめにしたい時にオススメの飲み物

・カフェインがゼロあるいは微量の飲み物一覧


まとめ

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カフェインは、多くの人が日常的に口にする飲み物に含まれています。しかし、飲み物によって、カフェイン含有量は大きく異なっており、その含有量と摂取量を正しく把握することは重要です。

この記事では、文部科学省の日本食品標準成分表2020年版(八訂) ・内閣府の食品安全委員会ファクトシート「食品中のカフェイン」「お母さんになるあなたと周りの人たちへ」に基づいた数値を記載しています。
但し、インスタントコーヒーはお湯140mlに粉末2g、抹茶はお湯60mlにつき粉末2g、の浸出液を想定、また、デカフェコーヒーはカフェインレス名称要件のカフェイン除去率90%と業界標準カフェイン除去率97%に基づいて、算出しています。

第1章 飲み物別カフェイン量一覧[100ml(g)当たり]

はじめに、カフェイン濃度という観点から、各飲み物の100ml(もしくは100g)当たりに含まれるカフェイン量をまとめました。

コーヒー(浸出液):     60mg / 100ml
デカフェコーヒー(浸出液): 2~6mg / 100ml
インスタント(浸出液):   57mg / 100ml
紅茶(浸出液):       30mg / 100ml
玉露(浸出液):      160mg / 100ml
抹茶(浸出液):      107mg / 100ml
煎茶(浸出液):       20mg / 100ml
番茶(浸出液):       10mg / 100ml
ほうじ茶(浸出液):     20mg / 100ml
釜炒り茶(浸出液):     10mg / 100ml
玄米茶(浸出液):      10mg / 100ml
烏龍茶(浸出液):      20mg / 100ml
麦茶(浸出液):       0mg / 100ml
コーラ:          ≦20mg / 100ml
エナジードリンク:   32~300mg / 100ml

第2章 飲み物別カフェイン量一覧[1杯当たり]

第1章では濃度という観点で、100ml当たりのカフェイン含有量を見てみましたが、第2章では実際に日常生活で飲む一杯には、どれくらいカフェイン量が含まれているのかをまとめてみました。


ここで、一杯の分量は、ご自宅のカップ容量やお店提供サイズによって異なりますので、あくまで一例としての分量(分母)で、第1章掲載の数値に基づいて換算しています。

コーヒー(浸出液):     90mg / 150ml
デカフェコーヒー(浸出液): 3~9mg / 150ml
インスタント(浸出液):   86mg / 150ml
紅茶(浸出液):       60mg / 200ml
玉露(浸出液):      80mg / 50ml
抹茶(浸出液):       64mg / 60ml
煎茶(浸出液):       30mg / 150ml
番茶(浸出液):       15mg / 150ml
ほうじ茶(浸出液):     30mg / 150ml
釜炒り茶(浸出液):     20mg / 150ml
玄米茶(浸出液):      20mg / 150ml
烏龍茶(浸出液):      30mg / 150ml
麦茶(浸出液):       0mg / 150ml
コーラ:          ≦40mg / 200ml
エナジードリンク:  36~150mg / 1本当たり

1杯分で表示すると、実際にどれくらいカフェインを摂ったのかがとても分かりやすくなりました。

玉露や抹茶は一回に飲む分量は多くはないと思いますので、濃度で見るよりもカフェインの絶対量は少ないかもしれません。


一方で、コーヒーのカフェイン量は1杯当たりで見ても多いことが分かります。
150mlは、街の喫茶店のカップ相当になります。しかし、お馴染みのスターバックスでは、Short(ショート)240ml、Tall(トール)350ml、Grande(グランデ)470ml、Venti(ベンティ)590mlのサイズラインナップとなっており、150ml/1杯から見ると、同じ”1杯”でもそれぞれ1.6倍、2.3倍、3.1杯、3.9倍の容量となるので、もちろんメニューによりますが、含まれているカフェイン量は気にしておいた方が良いと考えられます。

第3章 カフェインを摂りたくない時の飲み物

カフェインを摂りたくない時の飲み物としては、以下のような選択肢があります。

・麦茶

・蕎麦茶

・ルイボスティー

・ハーブティー

・たんぽぽ茶

・デカフェ(カフェインレス)コーヒー


(注)ブレンドや製法などにより、カフェインが含まれている場合もありますので、カフェインが含まれていないかは商品説明などでの確認を推奨します。

まとめ

この記事では、飲み物別に含まれているカフェイン量を一覧で整理しました。以下がまとめです。

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カフェイン含有量[一杯当たり]
コーヒー(浸出液):     60mg / 100ml
デカフェコーヒー(浸出液):  2~6mg / 100ml
紅茶(浸出液):       30mg / 100ml
煎茶(浸出液):       20mg / 100ml
烏龍茶(浸出液):      20mg / 100ml
麦茶(浸出液):        0mg / 100ml
コーラ:          ≦20mg / 100ml
エナジードリンク:   32~300mg / 100ml

・コーヒーを、大きめサイズやおかわりして飲む場合は、さらに多くのカフェインを摂取することになり、一日に飲む量には注意が必要です。


・自分が飲むドリンクにどれくらいのカフェインが含まれているのかを認識し、身体への負担とならないように、適切な量と飲み物の選択を心がけが大切です。
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